大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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偽商標事例(日本YAMAHA事件)

偽商標事件の話題として、ちょっと古いんだけど、偽物のオートバイに、堂々とYAMAHAのマークをつけて販売した事件があった。

2000年4月、偽オートバイ偽造グループが石川県の小松市に「レスポ株式会社」を登記した。
同年8月に一度社名を変更して、再度9月に社名を「日本雅馬哈株式会社」に変更した。
中国語で「日本ヤマハ」と読む。
この会社が「日本YAMAHA株式会社」と刻印された印鑑を日本の登記所に届出して受理された。
この事実を元に、「日本雅馬哈株式会社」は、中国のオートバイ会社に、「日本YAMAHA」の商標許諾の契約を締結した。偽オートバイ会社では、日本政府が認定した会社と契約したのだから、問題ないと「日本YAMAHA」なるオートバイを販売し始めたのだ。
nihonyamaha.png

当然、本物の「ヤマハ発動機」は怒った。
代理人を通して、国家工商行政管理局に取締りを要請し、これが認められた。
一方、2001年1月には金沢地裁小松支部に「日本雅馬哈株式会社」の商号抹消の訴訟を起こし、これも認められ、一連の騒ぎは、2001年3月に金型撤去でケリが付いた。

この事件は、「ヤマハ発動機」が、事前に 「YAMAHA」等の商標を中国に登録しておいたから解決出来たもので、何もしていなかったら、対応が非常に難しいところだった。
この吉利グループのリーダーは、農民の男4兄弟だが、事業欲が旺盛で、次々に事業を起こし、1994年からオートバイ事業に参画した。
売るためなら、ここまでやるかというくらい大掛かりである。後に吉利自動車として大成功を収めることになる。

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