大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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中国大連の原油流出、政府公表の60倍

中国大連の原油流出、政府公表の60倍 「回復は10年」=海洋保護専門家
 【大紀元日本8月1日】7月16日の大連石油パイプライン爆発事故で流出した原油量は、実際は、中国政府が公表した数字の60倍にあたる最大9万トンであると、米環境保護団体グリーンピースのメンバーである海洋保護専門家リック・ステイナー氏が、30日に見解を示した。なお、今回の原油流出の規模は同種の事故のなかでも最も深刻な事故に数えられ、生態への影響は、今後10年に及ぶと指摘している。
 ステイナー氏は米アラスカ大学の海洋保護分野の教授で、海上で発生した最大級の環境破壊と呼ばれる「エクソンバルディーズ号原油流出事故」において、緊急対策を補佐した人物である。今回大連で発生した事故については、国際環境保護団体グリーンピースの要請で、事故の後に現地入りし、調査研究を行った。
 同氏は7月30日の記者会見で、今回の爆発事故による原油流出は、中国政府公表の1500トンを遥かに超えるもので、6万トンから最大で9万トンの原油が海に流出していると推測した。「89年に発生したエクソンバルディーズ号原油流出事故よりも重大な事故で、人類が起こした原油流出事故でも最悪のレベル」と述べた。
 また、中国政府が発表した汚染面積435平方キロメートルについて、中国国内メディアは先週、その面積は946平方キロメートルに拡大したと報道していた。一方、ステイナー氏は、十分な空中観測システムがない以上、汚染規模を正確に把握することは不可能とし、「北朝鮮にも及んでいる可能性がある」と指摘した。
 大連市長は26日、原油除去作業について、「決定的な勝利を獲得した」と発表した。それに対し、ステイナー氏は、海面や海岸にまだ大量の原油が残っており、除去作業は今月いっぱいか秋までかかるとコメントした。なお、現地の生態が回復するには「10年以上を要する」と指摘した。
 一方、グリーンピースは、ステイナー氏の予測した数字はあくまでも「控え目」で、実際の流出量はさらに上回る可能性があるとしている。

ちなみに、記憶に新しい新潟県沖で起こったナホトカ号原油流出事故で海上に流出した重油は、約6,240キロリットルだそうです。

手作業で原油を除去する漁民
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集められた原油
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集められたドラム缶
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筵に原油を吸い込ませている漁船
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油まみれの貝
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こんな可愛い子も油まみれで作業中
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原油汚染だから泳がないで
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くらぞーさんの「遼東の豕日記大」『大連新港の火災事故・その後』に泊石湾海水浴場の生写真が掲載されています。

コメント

情報の隠蔽?

中国政府側から発信される情報は、相変わらずですね。
特に数字に関しては信用おけないので、他の情報源を頼るしかないです。

原油を食べる細菌を散布することで、回収が進んでいるとか言う話しも聞きましたが。
ホントですかね?

あまりの被害の大きさに言葉が出てきません。
中国には、せめて正確な情報の発信をお願いしたいです。

  • 2010/08/07(土) 07:41:03 |
  • URL |
  • カンカン #J7gMWUUA
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