大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

最も死亡率が高い伝染病は?

気候も良くなったし、ハイキングに行こう。
新緑の季節で、空気がうまいなぁ。
あれ、なんか動物がいるぞ、ほら、その草むらの中に。
SARSで騒がれたハクビシンじゃないか、おいでおいで。
こいつ、結構人なつこいじゃないか、逃げないな、おいでおいで。
ほらっ、捕まえた。頭なでなでしてあげようね、よしよし。
てっ! いてぇ、こいつ
噛みやがったな。チキショー、血が出ちゃったよ。

さて、この後、あなたはどうすべきでしょうか?
1)唾をつけて「痛いの痛いの飛んでいけー」と、おまじないをして放って置く。
2)狂犬病が怖いので、命には代えられないから、断腸の思いで、片腕を切断する。
3)狂犬病のある中国に居ては危険なので、速攻で日本に帰る。
4)他人に伝染させないように、自宅に引きこもる。

中国衛生部(日本の厚生労働省に相当するかな)が、2004年の法定伝染病の発生状況を発表した。

挙げられた病名を羅列すると、肝炎(A,B,C,E型)、肺結核、赤痢、淋病、梅毒、エイズ、狂犬病、新生児破傷風、脳髄膜炎などだ。

死亡者数が一番多いのはどの病気か予想してごらん。きっと外れるから。

エイズ? ⇒ NO,違います。


肝炎? ⇒ NO,違います。


赤痢? ⇒ NO,違います。



実は、狂犬病なのだ。(文脈からミエミエだけど)
2003年の発病者数2037人、死亡者数1980人
2004年の発病者数2651人、死亡者数2651
ちなみに死亡者数、第2位は肺結核の1435人、第3位は肝炎を全部まとめて944人だから、狂犬病がダントツ1位なのだ。

発病者数では、肝炎が100万人、肺結核が97万人、赤痢が50万人と続き、狂犬病は僅か2651人で9位に過ぎない。

ところで気が付いた? 特に2004年の数字の意味が!!
発病者数と死亡者数が同じ、つまり発病者は全員死亡!!
ひぇ~ぇ! 狂犬病って、恐ろしい病気だったんだ。

調べてみたら、日本、イギリス、スカンジナビアが例外的に狂犬病が無いが、その他は世界中で発生しており年間5万人も死んでいるって。アメリカではアライグマ、南米では吸血コウモリが媒体になっているとか。
狂犬病については、岐阜大学農学部の源先生が、分かりやすく解説しているので見てくれ。

冒頭の問題の正解は、1)から4)選択肢の中にはない。騙してごめんね。
正解はこちら、動物に噛まれた後の対策の部分を抜粋しておこう。
=====
本病は潜伏期間が長いので、咬傷後、傷口を丁寧に洗浄し、ワクチンを接種することで発病を十分防ぐことが出来ます。その際、0, 3, 7, 14, 30日の5回接種が行われており、場合によっては90日目に6回接種をすることになっています。
発病した人や動物の治療方法はありません。
=====
犬や狐やハクビシンなどに噛まれたら、すぐワクチン摂取だ、発病したら数日で確実に死ぬ。

なお、予防接種もあるので、心配な人は、中国に来る前に摂取すれば良いだろう、ってオレやってないよ。
キーワード:法定伝染病、死亡率
人気ブログランキング > 地域情報 > 海外 > アジア
中国ランキング > 中国諸々
くつろぐランニング > 地域情報 > 海外

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://huaihua.blog5.fc2.com/tb.php/90-c27a9ab5
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。