大連雑学事典

2008年3月までは、大連在住の総経理が現地レポート、その後は日本からの回顧録や中国語トピックス。 過去の記事は右下太字の「大連雑学事典ハンドブック」を参照してください。

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皿を重ねる

中国に住んでいると、慣れてしまって何気なく過ごしてしまうことが、言われてみれば、日本ではやらないなと思ったりすることがある。

ある宴会での料理なのだが、狭いテーブルの上に沢山の料理を持ってくるものだから置き場所がなくなる。

どうしよう!!

場所がないなら、重ねるしかないわな。
061212kasane.jpg

と言うわけで、皿の上に皿を重ねて、積み上げていく。
ごく普通に見かける光景なので、なんとも感じなくなっていたのだが、日本から来た友人が
「すご~い、料理の皿を重ねている」
なんて、驚くものだから、
「そう言えば、日本じゃやらないだろうな!」
と改めて感じた次第。

この上に、3段に重ねたのも見たことがあるよ。

さすがに高級料亭ではやらないが、一般のレストランでは当たり前のことだから、違和感を感じなくなってしまった。

いたちごっこ-2-

駐車違反の取締りに関して「いたちごっこ」と題して書いたことがある。

今回は、その第2弾だ。

実は、前回の記事「邪魔なものは取ってしまえ-2-」の写真では敢えて写さなかったのだが、右隣の鉄柵は、こんな風になっていた。
(前回の記事を先に見てください、見ないと意味が伝わりません)
070401sabi.jpg
ちょっと写真が見難いかもしれないが、鉄の棒が何本も外され、そこに鉄条網が張られている。
右側の鉄条網が錆びていることから、鉄条網張りは1回の作業ではないことが伺える。

おそらく、以前に誰かが鉄の棒を外して通路を作り、管理者が鉄条網を張り、また別の鉄棒を外されて、また鉄条網を張る・・・・・・
と言う経緯があったのだろう。

こうして、これからも「いたちごっこ」が続くんだろうなぁ。

邪魔なものは取ってしまえ-2-

以前に「邪魔なものは取ってしまえ」と言う記事を書いた。

今回は、その第2弾だ。

ここは、あるアパートの裏側なのだが、鉄の柵で囲まれている。
正面を回って来ると商店街まですごく遠回りになるから、ここを通りたい。
としたら、やることは一つ。

「邪魔なものは取ってしまえ」
070324ketrak.jpg
という訳で、水色の点線で示した鉄の棒が1本なくなっている。

取り付け部を見ると穴だけが残っている。
070324anat.jpg


こうして、みんなが通れるようになり、立派な通路として活用されています。
070324tuka.jpg

路上の似顔絵描き

パリのモンマルトルの丘の上に行くと、無名の画家たちがイーゼルをずらりと並べて似顔絵を描いている。値段はまちまちだし、交渉次第である程度は下げられるが、1枚数千円は取られる。

開発区で見かけた色々な路上商売を紹介してきたが、今日は、路上の似顔絵描きだ。開発区では初めて見た。
070308nigao.jpg

パリの似顔絵は50ユーロ(1ユーロ=155円)が標準だというのに対して、ここでは「1枚10元」と表示されている。単純に換算すると1ユーロ相当、つまり、パリの50分の1だ。
安い!

何でも試してみなくちゃと言うことで、早速描てもらうことにした。まじめそうなおっさんに値段を確認したら、表示通り10元だという。時間は10分くらいかかると。

スケッチブックを膝に載せて、コンテのようなもので描き始めた。

実際には20分以上かかった。 開発区では珍しい商売なので、次々と通行人が立ち止まり、
「ふむふむ、、、」
と言う感じで眺めている。モデルをしながら、ちょっと恥ずかしかったりする。

出来栄えは、ご覧の通り。
070309shzg.jpg

あまりにそっくりに書かれたので、そのまま掲載すると正体がバレバレになっちゃうので、モザイクをかけた。こんなにモザイクをかけるくらいなら掲載するなと言われそうだが、ご勘弁を!

これでもオレを知っている人なら、おそらく「でっつ」だと分かると思う。

路上のサンプルのように色はついていないが、なかなかの描写力だと感心した。これで150円ってちょっと可哀想。

邪魔なものは取ってしまえ

こんな道路標識がある。
070214chuigen.jpg

「制限速度は30キロ、減速器があるから注意しなさい」

はて? 「減速器」って何じゃろ?

実は、この注意標識の先に、こんな風に道路に敷かれた段差ブロックのことだ。
070214dan.jpg

どうしてここに設置されたのか分からない。
暴走族が暴れるわけでもないし、サーキットのようにスピードが出せる直線路でもないし。
こんなものを取り付けられて、通過する度にガタンガタンと気分が悪い。
すぐにでも取り外して欲しい。

こんなとき、日本だったらどうするかな?
地域住民の署名を集めて、生活面での不便さを訴えて、公安委員会に嘆願書を提出するとか
議員の先生に陳情書を出して、警察に圧力をかけるとか、
まぁ、いずれにしても、取り付けた人(組織)に撤去を求めるのが普通のやり方だろう。


だけど、ここは中国だ。
処罰されなければ何でもOKさ。
車が一台も通らない深夜に、バカ正直に赤信号を待っている日本人とは違うのさ。

当然、邪魔なものは取ってしまえ!!ということになる。

こんな具合に!

070214danjo.jpg

こいつが設置されてから2週間くらいだったかな?
誰がやったのか分からないが、下り車線の一部がこんな風に壊され、乗用車なら段差を避けて通過出来るようになっていた。
間も無く、1、2ヶ月で、上り、下り合わせて4箇所の段差ブロックが全部同じように壊されていた。

いかにも中国的な出来事だと思う。

スパイとバレない為に

いつの時代か分からないが、日本と中国が友好関係で無かった頃に、中国に忍び込んだ日本人スパイの正体がバレて捕まったという話がある。
彼は、言葉や習慣などを徹底的に教育されて、絶対に日本人とは分からないほどに中国人に化けていた。ところが、ちょっとしたしぐさで日本人であることがバレて、捕まったの言うのだ。

それは、顔を洗うときに手を動かしたからだと。
中国人は、顔を洗うときに手ではなく顔を動かすのに対して、日本人は手を動かすからすぐ分かるって。
トレビア情報として実しやかに伝えられている。

ホントかなと思って、会社の中国人社員数人に聞いてみたら、みんな日本人と同じく、手の方を動かすと言っていたので、この情報の信憑性が疑われる。ネットで調べてみたらチベットの僧に紛れ込んでいたということなので、チベット民族は手ではなく顔の方を動かすのかもしれない。

さて、洗顔の方法はともかく、もう一つ、スパイがバレそうなしぐさがあるので書くことにしよう。実は、「立ちションのやり方」の記事で既に書いたことなのだが、1年前の記事なので読んでいない人も多いことだろうから、視点を変えてもう一度紹介することにしよう。

日本人の男は、小便をするときに、次のようにする。
1、ズボンのファスナーを下げて社会の窓を開ける。
2、パンツの隙間からチンチンを引っ張り出す。
3、気持ちよく放尿する。


これに対して中国人の男はこうだ。
1、まずベルトを外す。
2、次にズボンのボタンあるいはフックを外し、
3、おもむろにファスナーを下げて
4、ズボンを股の所まで広げる、
5、そしてパンツの全面をずり下げてしまう。
6、チンチンを引っ張り出さずに、丸出しにしてしまうのだ。


この記事を書いたのが、2005年3月だったが、その当時は中国人の男性の80%以上はこのやり方だと書いた。それから1年が経過し、もはや確信に変わった、中国人の男はほぼ100%がこのやり方だ。日本人とは違う。

だから、もし日本人の男が中国人に成りすまして中国に忍び込んだら、必ずベルトを外して小便をしなければならない。そうしなければ、便所の中でチンチン丸出しのまま捕まってしまうことになる。もしやり方が良く分からなければ、いっそのこと、大のふりをしてドアを閉めてしまうことだ。

前回の記事を読んで、お尻を丸出しにすると誤解をしている人がいたので、今回はイラストで表現してみた。ベルトを外すがお尻を丸出しにする訳ではなく、前のファスナーを広げてパンツをずり下げるだけだ。さすがに詳細な描写は問題があるのでぼかしてあるが、まあ細部は想像してくれ。
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正月飾り

中国ではもうすぐ正月だ。
正月といっても、こちらでは農暦つまり旧正月をお祝いし、年間を通じて最大のイベントである。

各家庭でどんな準備をするのか良く分からないが、街に出て驚くのは、正月飾り販売量の多さだ。
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写真は、開発区のある店内の様子だが、ご覧の通り、赤一色で、紐を綺麗に結んだ「中国結」や子どもの絵が描いてあるポスター、提灯やら、ぼんぼりやら、これらの古典的な物品に電気を仕掛けて光ったり回ったり、賑やかなことこの上ない。

先日、以前紹介した雑貨品の市場大菜市に出かけたのだが、このように正月飾りを売っている店が、10や20じゃきかない、冗談抜きに100軒か200軒はあったんじゃないかな?

100軒の店が軒を連ねて、おんなじ様なものを並べて、どれほど売れるのだろうか?
と心配になるが、毎年のことなので、「どうして乞食がいるのか?」の理屈からすれば、それだけ売れるということなのだろう。

【解説】
どうして乞食がいるのか?
銭をあげる人がいるからだ。
つまり、暇で間抜けな乞食と言えども、山の中で人っ子一人通らないところでは物乞いをしない。絶対に銭がもらえないからだ。また、街中であっても誰一人銭を与えなければ、乞食は自然にいなくなるはずだ。にも関わらず毎日乞食が出勤してくるのは、誰かが銭を与え何がしかの利益があるからに違いない。
一見無駄に見える行為であっても継続しているからには、それなりの裏打ちがあるという理屈だ。

結婚披露宴のお土産

中国の結婚式(正確に言えば披露宴だな)に参加した。

結婚式と言えば、披露宴の前に、結婚の儀式が行われるのが普通と思う。
例えば神式なら親族固めの三々九度の杯とか、キリスト教なら誓いの言葉と指輪の交換とか、結婚式としての儀式があるものだ。
だけど、中国ではこのような結婚式の神聖な行事に立ち会ったことはないし、身近な人に聞いても、そんなことはしないと言われた。
だから、中国では、結婚式としての儀式はあまり一般的ではないようだ。

ともかく、結婚披露宴に出席するとこんなお土産をくれる。
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小さな赤い紙袋に、タバコ一箱とキャンデーやらチョコが入っている。

タバコを吸わないし、キャンデーもあまり食べないオレにとっては、邪魔物でしかない。いくつか溜まってしまったのだが、縁起物なので捨てるのもどうかと思い、置いているが、どう処分したものだろうか?

誠実的孩子だけじゃダメって。

オレの中国語学習の教材として中国の小学2、3年生の国語の教科書を使っていた。

中国の小学校低学年には理科がないので、国語の教科書に、動物の生態や、自然現象の解説などを組み込んでおり、道徳教育も国語の中で説いている。

「誠実的孩子(正直な子ども)」と題して、ロシアの文豪ツルゲーネフが子供の頃のエピソードが紹介されている。070115chengshi.jpg

ツルゲーネフが子供の頃、お母さんの知り合いの作家が家に訪ねて来た。お母さんは、ツルゲーネフがその作家の文章が好きで暗誦できることを自慢したかったので
「さぁ、ツルゲーネフや、先生の文章を暗誦してごらん」
ツルゲーネフは、見事に暗誦してみせた。

作家の先生はたいそう喜んで、
「君は私の作品が好きなのかい?」と聞いた。
ツルゲーネフは、言った
「ボクは、クロイロフの作品の方が好きだよ。あなたの作品より素晴らしい」
お母さんはびっくりして青くなりました。
先生が帰ってから息子をしかりつけました。
ツルゲーネフは納得せず、
「僕は思った通りを言っただけだ、それとも嘘をつけと言うの?」
おかあさんはその言葉を聞くとにっこり笑いました。

と、まぁ、人間は正直であれと説いているようだ。


ある日、社員の結婚式に出席することになった。
どうせまた、「総経理の挨拶をお願いします」とか言われるだろうと、中国語の原稿を準備することにした。

こんなときに頼れるのは、家庭教師。

色々相談する中で、家庭教師が書いた文章が
「新婦は、会社の中では特別優秀で、また美人であります」と。
「いや、仕事はまぁまぁだけど、そんなに美人じゃないよ」とオレ。

そしたら
「大人になったら、『誠実的孩子』ばっかりじゃダメでしょ」って。
「えっ? 何それ?」
「結婚式の時には、どんな人でも、褒めて称えて、それに過ぎることはないわ」
「はぁ、なるほど、日本と同じなんだ。
新郎は大学を極めて優秀な成績で卒業され、入社後もエリートコースを歩んでこられた、前途を嘱望される好青年であります、って奴だな。」


と、言うわけで、結婚式のスピーチでは、日中共に嘘でも良いから、新郎新婦を褒めることになっているようだ。

2007年はブタ年?

新年明けましておめでとうございます。

今年の干支は「亥」である。

中国にも干支があり、日本と同じだ。
十二支、つまり 子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥は、仏教の伝来と同じ6世紀頃中国から日本に伝達されたものだから同じで当たり前だ。

それぞれが意味する動物も同じなのだが、ひとつだけ違う動物がいる。
なんだろう?

鼠、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊、猿、鳥、犬まではすべて同じ。
だけど2007年の干支である「猪」だけが中国では違う動物になる。

中国では日本と同じく「猪」と書くが、その意味するところは「ブタ」なのだ。
これは暦伝来の時代に、日本には家畜としての「ブタ」がいなかったために、誤って伝わったのだそうだ。

イノシシもブタも同じようなものだと言うかもしれないが、亥年生まれの人に、
「あなたの干支は豚だ」
と言ったら、日本だったら殴られるかもしれないよ。豚のイメージってあんまり良くないからね。

ともかく、本年も「大連雑学事典」をご愛読ください。
コメントもよろしく。
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